WinActor フォーマット変換ロボの仕様
こちらのWinActor事例シナリオでは、様々なフォーマットを添付したメールで24時間受注を受けているため、フォーマットを統一し基幹システムにアップロードできる一覧形式への変換を行っています。
事例の企業では、メール添付の単票形式の一般的な注文フォームが複数であるため、各Excelフォームの位置を調整するための設定ファイルを書き換えるだけで全てのフォームに対応可能な構造となっています。
また、最終的には基幹システムにアップロード出来る形のヘッダーと明細のシートを分けた一覧形式にまとめて出力されます。基幹システムからダウンロードした商品マスターと顧客マスターをセットしておくだけで、これらのマスターとの整合性もチェックし、違いがあれば違いが別途一覧化されるため、正常な明細はそのまま基幹システムへアップロード可能です。
シナリオの具体的な使い方・調整ポイント
事例の企業では、海外関連会社、代理店からの受注のため先方の発注フォームのまま受けた受注書をそのままデータ一覧化していますが、一般的には発注者は単票形式の押印済のPDFファイルで送ってくる事が殆どかと思います。
その様な場合はこちらのPDFファイルをExcel化する事例シナリオを使うことでこちらの事例と同様にExcelとして一覧化が可能です。WinActorはシナリオの最後に次のシナリオを呼ぶ(起動する)ことが出来ますので問題ないかと思います。
また、実際の事例企業では取引先が海外であることもあり、時差の関係を考慮して即応が求められているため、担当者に受注(データ不正)をメールでお知らせする機能部分も入っています。WinActorでメールを送信するのは難しくないので、必要であればメール送信のノードを追加して頂ければほぼこのまま使えるのではないかと考えられます。
実際のWinActorシナリオはこちらからダウンロードをお願いします。