WinActor データ差分抽出ロボの仕様
こちらのWinActor事例シナリオでは、大量なExcelデータの差分を抽出します。MS Access 等のデータベースソフトを使いこなせるエンジニアであれば恐らくDBにテーブルとして取込むことで一瞬で差分を抽出できるかと思いますが、事務作業の多くの現場ではExcelで管理・修正されている場合が多く、そうもいきません。
また、データベースソフトを使えたとしても、個々のデータの修正はやはりExcelのほうがやり易い面もありますし、数万件のデータ加工の途中でミスに気付いたりした場合、またデータベースに取込み、差分を出して・・・とExcelとAccessの行き来も面倒です。
事例の企業では、事務作業の現場でデータベースソフトを使う事はあきらめ、データ加工の各ポイントでの確実な保存とWinActorによる差分抽出によって思わぬ変更(ミス)を防止する方針としています。誰でも使えるツールとしてのExcelの使い易さ・汎用性を生かしつつ、その弊害としてのデータの不安定性、正真性の担保をWinActorによって自動化出来ています。
この事例の様な状況の会社(事務処理現場)は以外に多いのではないでしょうか。毎日、何人もの事務員が前日のデータをExcelに取込み、VLOOKUPでマスターデータと突合わせ、マッチしなかったレコードを手作業で調べ修正する、そしてシートをコピーして・・・とやっている内に計算式が変わってしまいミスが起きるのです。
殆どは人為的なミスだと思われますが、そもそも人手で何十万件ものデータ処理を目検するのは向いていません。むしろWinActorのようなロボットに任せて確かさの確認をしましょう。
シナリオの具体的な使い方・調整ポイント
こちらの事例(ダウンロードシナリオ)では、比較したいExclファイルを比較前後のフォルダーにそれぞれ入れるだけで、何十万件のデータがあってもその差分を報告用Excelの作成してくれます。
また、ダウンロードシナリオには作成者にメールする機能などは含まれませんので、必要(自社の運用)に応じて追加して下さい。
実際のWinActorシナリオはこちらからダウンロードをお願いします。
こちらのシナリオの動作が分かる動画をこちらからダウンロードできます。