WinActor 認識技術(座標指定)

座標指定は、画面の左上を基点にしてそこからマウスが X,Y座標(ピクセル数)でどの様に動いてマウスクリックが行われたか、キーボード操作が行われたかを記録します。

シナリオにはマウスが「X,Y座標から何ピクセル右、何ピクセル下に移動し、クリックされてキーボードで Ctrl+A/Ctrl+C が押された」と言うような記録され、操作の間のタイミングも同時に記録可能です。(通常は手修正で削除します)

通常はエミュレーションモードと言われる自動記録モードでこの様なキーボードやマウス操作を記録します。その後、不要な待機時間や操作を削除したりといった修正をしていきます。

 

【座標指定の注意点】

  • 基点(画面左上)からの座標(の移動距離)を記録していますので、画面サイズや入力欄の位置、大きさが変わるような場合はシナリオ作成時と実際に自動実行する運用の画面の大きさ等の環境を統一する必要があります。
  • エミュレーションモード(座標指定)は基本的に殆どのアプリケーションに適用できますが、上記のような運用上の制限があり、動作が不安定になり易いと考えたほうが良いでしょう。
  • 特にマウスでのドラッグ&ドロップ等、微妙な位置が重要な使い方の場合、思わぬ結果となる場合が考えられ、先ずはIEモードイベントモードでの自動記録が出来ないかを検討しましょう。

 

 

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